兵庫県姫路市(姫路リバーシティー3F)の歯科■MI治療、審美歯科、予防歯科(口臭予防) |
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一般に、健康とは、単に病気や虚弱でないというだけでなく,肉体的・ 精神的・社会的に調和のとれた良い状態にあることをいいます。 例えば、体の一部が調子が悪いだけでも、その影響は全身におよびます から、当然他の器官(臓器など)も調子が悪くなります。 つまり、私たちの体は、すべての器官が連携して、調和を保つことによ り、からだ全体の健康を維持していると言えます。 胃だけ健康、腎臓だけ健康、歯だけ健康というのでは意味がないのです。
近年の医学は、非常に進歩して高度になった反面、専門分野に細分化さ れ過ぎています。(ところが、EBMの項で説明しましたように、 まだまだ解明されていない事のほうが多いのです) 例えば、外科と一口に言っても、 呼吸器外科、血管外科、脳外科、上部消化管外科、下部消化管外科、肝 胆膵外科、乳腺・内分泌外科、小児外科、口腔外科、形成外科、整形外 科などなど、数え上げればきりがないのでは、と思えるぐらいです。 同じ外科でも、自分の専門分野以外はよく分からない場合が日常茶飯です。 もちろん外科に限らず、他の診療科でも似たような状況です。 『木をみて森をみず』と言われるように、病気になった臓器だけしか診 ることができず、その人が病気になった背景や全身的な影響まで診れる 医者が少なくなっています。
前述のように、お口の健康が、からだ全体の健康や、アンチエイジング にとって非常に重要であることが、近年分かってきました。 逆に、体のほかの部位に存在する病気の影響で、お口の状態が悪化する 場合も当然あります。 『病気を診て、人を診ず』では患者様が困ります。 つまり、体の一部の病気を診る場合であっても、全身的な視野で診るだ けの経験と知識が必要になるということです。
と思われた読者の方もおられると思いますが、上記のような理由からなのです。 本来、医療に従事する者は、知識と技術の研鑽を、日々怠ってはならないのです。 (自戒の意味も込めて、書かせていただきました。)
日本は今後、さらなる超高齢化社会を迎えます。 誰しも『健康で若々しくありたい』と考えるのは当然です。 しかし、命あっての物種、つまり死んでしまっては、元も子もありません。 近年、日本人の死因の第二位と三位は、心臓病と脳卒中です。 先月までは、その原因となるメタボリックシンドローム対策をお話ししました。 では、気になる日本人の死因第一位は何でしょうか? 『何を今さら!!!』と言うお声が聞こえてきそうですが、 そうです、皆様お分かりのように、 1981年以来ガンがトップの座をキープしています。 ちなみに、昨年(2005年)一年間に、約33万人もガン(悪性腫瘍)で 亡くなられているそうです(厚生労働省報告)。 そこで、アンチエイジング対策のお話をする前に、ガンにならないように 予防する方法を先にお話しさせて頂きます。
『ガン=死』をイメージされる方も、多いと思います。 そもそも、ガン(悪性腫瘍)とは、細菌やウイルスが原因の感染症とは 異なり、私たちの体の細胞が異常に変化(無制限に増殖したり転移する)したものです。 ところで、ガン(悪性腫瘍)と一口に言っても、その種類と原因は非常に 多種多様ですから、説明しだしたらそれこそ切りがありません。 そこで、一般的な日本人によくみられるガンを中心に、その原因と対策を お話しさせて頂きます。
私たちの体の中では、前述のように新陳代謝といって、常に古い細胞を壊し、 新しい細胞を作っています。 分かりやすく言えば、新しい細胞が分裂する時に、遺伝子(DNA)情報の 読み取りに失敗した細胞の一部が、悪性化してガン細胞となるのです。 例えて言うなら、CDやDVDの再生中に、キズや振動で正しく情報が読み取れず、 音飛び、ノイズ、画像の乱れが起こるのと似ています。 つまり、細胞分裂時に遺伝子にキズをつけたり、遺伝情報の読み取りを 邪魔したりするものが、ガンの原因(発ガン因子)となるのです。 代表的な発ガン因子や物質として、
などが挙げられています。
ところで、人間の多様性の項でお話ししたように、発ガン因子や物質が存在しても、 実際にガンを発病する(ガン細胞がドンドン増える状態)人もいれば、しない人もいます。 つまり、発ガン因子や物質が存在すれば、必ずガンになるという訳ではありません。 ガンになる可能性が高くなるという事なのです。 ところが、恐ろしいことに、私たち人間の体内では毎日、百万個くらいのガン細胞 (ゴマ粒一個くらいの大きさ)が生まれているといわれています。 では、なぜ私たちは発ガン(ガン細胞がドンドン増える状態)にまで至らないのでしょうか? それは、免疫系のリンパ球が、ガン細胞のような異常細胞を発見しては、 直ちに殺してくれるからなのです。 そうです、免疫系が正しく働いていれば、ガンは大きくなれないのです。 免疫とは簡単に説明すれば、私たちの体の中を常に監視し、異常な物質や細胞、 あるいは病原菌を発見して直ちに取り除いてくれる、非常に優秀なガードマンなのです。
一般に、ガン対策としては、一般的に下記のようなものがあげられます。
などがあります。 いったいどの方法が効果的なのでしょう?
聡明な読者の方は既にお分かりかと思います。 やはり、1)と2)が理想ですが、現実には、3)で苦しい副作用や、 後遺症、ガンの再発、転移に悩まされている方が大勢おられます。 医者から見放され、藁(わら)をも掴(つかむ)む気持ちから、4)に 縋(すがる)る方もかなりの数おられます。 しかし、前述のメタボリックシンドロームと同様に、 ガンもかなり悪くなるまで自覚症状が無い場合がほとんどです。 転ばぬ先の杖(つえ)と言われるように、ガンになる前に、 生活習慣を見直して、ガンを予防するのが最も望ましいでしょう。 頭では分かっていても、さまざまな誘惑やストレスが原因で、 悪い習慣を改められないのは、我々皆が持つ心の弱さであり、ある面仕方ありません。 『アレをしては駄目、コレもしては駄目』では、 長続きする訳がありませんし、かえってストレスが増加します。 また、他人から『〜しなさい』と命令されるのは、 誰でも決して気持ちの良いものではありません。 そこで、発想の転換と申しますか、気持ちを切り替えて頂きたいのです。
つまり、『〜しては駄目』というマイナスの発想から抜け出し、 『自分にとって、〜したほうがお得』というプラス思考で物事を見て頂きたいのです。
短いようで、長い人生です。 無理のない範囲で、自分で選んで行動して頂くのが、三日坊主にならず、 長く続けるコツではないでしょうか。 |
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