ヨネムラ歯科
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発ガン因子

ところで、ガン(悪性腫瘍)と一口に言っても、その種類と原因は非常に多種多様ですから、説明しだしたらそれこそ切りがありません。

そこで、一般的な日本人によくみられるガンを中心に、その原因と対策をお話しさせて頂きます。

私たちの体の中では、前述のように新陳代謝といって、常に古い細胞を壊し、新しい細胞を作っています。

分かりやすく言えば、新しい細胞が分裂する時に、遺伝子(DNA)情報の読み取りに失敗した細胞の一部が、悪性化してガン細胞となるのです。

例えて言うなら、CDやDVDの再生中に、キズや振動で正しく情報が読み取れず、音飛び、ノイズ、画像の乱れが起こるのと似ています。

つまり、細胞分裂時に遺伝子にキズをつけたり、遺伝情報の読み取りを邪魔したりするものが、ガンの原因(発ガン因子)となるのです。

代表的な発ガン因子や物質として、

a) 遺伝的な素因(先天的にガンになりやすい)
b) たばこ、排気ガス、農薬、工業製品などに含まれる化学物質
c) 紫外線、合成食品添加物、医薬品類
d) 生活習慣(アルコールや塩分のとり過ぎ、肥満や運動不足など)
e) 細菌(ピロリ菌)や肝炎ウイルスの感染
f) 過度の精神的、肉体的ストレス

などが挙げられています。

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ガンの予防と免疫力

ところで、人間の多様性の項でお話ししたように、発ガン因子や物質が存在しても、実際にガンを発病する(ガン細胞がドンドン増える状態)人もいれば、しない人もいます。
つまり、発ガン因子や物質が存在すれば、必ずガンになるという訳ではありません。 ガンになる可能性が高くなるという事なのです。

ところが、恐ろしいことに、私たち人間の体内では毎日、百万個くらいのガン細胞(ゴマ粒一個くらいの大きさ)が生まれているといわれています。

では、なぜ私たちは発ガン(ガン細胞がドンドン増える状態)にまで至らないのでしょうか?

それは、免疫系のリンパ球が、ガン細胞のような異常細胞を発見しては、直ちに殺してくれるからなのです。
そうです、免疫系が正しく働いていれば、ガンは大きくなれないのです。

免疫とは簡単に説明すれば、私たちの体の中を常に監視し、異常な物質や細胞、あるいは病原菌を発見して直ちに取り除いてくれる、非常に優秀なガードマンなのです。

一般に、ガン対策としては、下記のようなものがあげられます。

1) 細胞が異常な変化を起こさないように、生活習慣を見直す。
2) 異常な細胞(ガン細胞)が発生しても、すぐに処理できるように、免疫力(体の抵抗力)
   を高める。
3) 手術、放射線、抗ガン剤に頼る。
4) 怪しい民間療法や、神仏に頼る。

などがあります。

いったいどの方法が効果的なのでしょう?

聡明な読者の方は既にお分かりかと思います。
やはり、1)と2)が理想ですが、現実には、3)で苦しい副作用や、後遺症、ガンの再発、転移に悩まされている方が大勢おられます。
医者から見放され、藁(わら)をも掴(つかむ)む気持ちから、4)に縋(すがる)る方もかなりの数おられます。

しかし、前述のメタボリックシンドロームと同様に、ガンもかなり悪くなるまで自覚症状が無い場合がほとんどです。
転ばぬ先の杖(つえ)と言われるように、ガンになる前に、生活習慣を見直して、ガンを予防するのが最も望ましいでしょう。
頭では分かっていても、さまざまな誘惑やストレスが原因で、悪い習慣を改められないのは、我々皆が持つ心の弱さであり、ある面仕方ありません。

『アレをしては駄目、コレもしては駄目』では、長続きする訳がありませんし、かえってストレスが増加します。
また、他人から『〜しなさい』と命令されるのは、誰でも決して気持ちの良いものではありません。

そこで、発想の転換と申しますか、気持ちを切り替えて頂きたいのです。

『メタボリックシンドロームにならないほうが、お得ではないか?』
『ガンにならないほうが、絶対お得ではないか?』
『心身とも若々しくあるほうが、カッコ良くてお得ではないか?』

つまり、『〜しては駄目』というマイナスの発想から抜け出し、
『自分にとって、〜したほうがお得』というプラス思考で物事を見て頂きたいのです。

短いようで、長い人生です。
無理のない範囲で、自分で選んで行動して頂くのが、三日坊主にならず、長く続けるコツではないでしょうか。

前述のように、ガン予防にとって最も大切なのは次の2つです。

1) 細胞が異常な変化(ガン化)を起こさないように、生活習慣を見直す。
2) 異常な細胞(ガン細胞)が発生しても、すぐに処理できるように、免疫力(体の抵抗力)を
   高める。

つまり、生活習慣免疫力がガン予防のカギを握っています。
まず、ガンになり易い、つまりガン細胞が発生し易い、間違った生活習慣をできるだけ改めて頂くためのお話を致します。
次に、ガン予防のもう一つのカギである、ガン細胞と戦う免疫力についてお話しさせて頂きます。

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